朝日新聞のロボット編集長が子供たちに取材のコツを教えるよ!
4月1日(金)に行われた、朝日新聞本社読者ホールのリニューアルイベント。そこにソフトバンク社の「Pepper」がロボット編集長としてイベントに登壇しました。テーマは「ロボット編集長が教える 新人記者のための取材講座」。ロボット編集長のPepperが、集まった子供達に向けて朝日新聞の取材の方法や心得を伝授していきます。5分ほどの講義が終わると、ここからロボット編集長のPepperが編集長という立場を捨てて、ロボットとして取材に対応していきます。子供達が記者となり、Pepperに対して質問を投げかけていきます。
「身長は?」「体重は?」「普段はどんな仕事をしてるの?」一つずつきちんと質問に答えてくれるPepperに、最初は恐る恐る質問していた子供達も、後半には積極的に質問するようになりました。
朝日新聞の本社にある読者ホールがリニューアルすることを記念して行われた今回のイベント。落語家の三遊亭とむさんと発泡スチロール芸のハッポウくんもゲストとして登場しました。イベント後半では朝日新聞社に関するマルバツクイズが行われ、Pepperは問題を読み上げる役目を担う中、時折冗談を織り交ぜるなど、ゲストのお二人とともに会場を盛り上げました。
Pepperと共に講座を進行したのは、とのさまラボの西田寛輔さん。とのさまラボのロボット専用CMS「ロボ台本」を活用して、会話が生成されました。ロボ台本には、簡単シナリオ作成機能や拡張アニメーション動作、シナリオコントローラーといった機能が付いており、ロボットアプリを作る知識がない方でも、簡単にイベント用のシナリオを作ることができます。ロボ台本は、ロボットライブラリにてダウンロードが可能です。Pepperを活用したいけど困っているという方は、ロボ台本を活用してみてくださいね。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。