5. ポッドキャスト・オーディオブック再生機能向上
再生速度の調整に対応した。「Hey Google, play at twice the speed」で倍速に、「Hey Google, play faster」でもっと早く再生するよう指示できる。
6. スマートホームデバイス対応の強化
スマートディスプレイのホームビュー画面で制御できる対応するデバイスとして、パナソニック、Roku、LGのTV、Telstraのセットトップボックス、Logitechのリモコンなどが追加された。
7. トリビアゲーム「Are You Feeling Lucky?」
スマートディスプレイ向けに家族や友達と楽しめるトリビアゲームが追加された。「Hey Google, Are You Feeling Lucky?」で起動。ゴルフボールにはいくつのくぼみがあるでしょう?といった質問が出される。
8. Androidの時計アプリからのルーチン起動対応
Androidの時計アプリにカスタムルーチンが追加され、Google Assistantと統合された。例えば、まず朝起きて最初にすることがアラームを止めることだとすれば、そこから朝に必要なルーチン、たとえばニュースを読み上げ、電灯をつけるといった一連の作業を開始できるので日常的に便利な機能になるはずだ。
またGoogle Assistantに「Hey Google, silence my phone」と伝えるとスマートフォンが着信拒否モードになるようになった。寝る前に伝えるのには便利なコマンドだろう。
ここまでが8つの新機能だ。どれも着実な成長を遂げている印象で、これを繰り返していくことでさらに使い勝手が良いAIアシスタントへと進化していくことだろう。
Google Smart Light Starter Kitが値引き
さらに今回、Google Home MiniとGE製スマートライトを同梱した「Google Smart Light Starter Kit」が11月21日〜11月28日の期間限定でGoogle Store、Best Buy、Target、Lowes、Walmartで通常55ドルのところ31ドルに値引き販売されることが発表された。
AIアシスタントをより活用するために周辺のデバイスもこれまで以上に手頃な価格で販売されていくことになりそうだ。
Source:Google
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。