「オルタ3」4社共同研究プロジェクト
オルタ3は「生命や生命感とは何か」「人間とのコミュニケーションの可能性」を探るために開発された人工生命×アンドロイド。オーケストラを指揮する。人間と同じように口から発声する仕組み「トーキングモジュレータ」を搭載し、動いたり身体の向きを変えると、人間の発声と同様に声が揺らぎ、自然の発声に近い効果を生む。性別や年齢を感じさせない顔の特徴、機械類がむき出しになったボディにより、人の想像力を喚起し、これまでにない生命性を感じさせる。オルタ3は、2019年2月28日に新国立劇場の大階段でオーケストラの指揮を行い、アンドロイド・オペラ「Scary Beauty」を公演した。オーケストラは、国立音楽大学学生・卒業生有志が担当。アンドロイド・オペラは、アンドロイドが指揮して歌い、人間たちがオーケストラを奏でるオペラ。演奏に際した音楽全体のテンポや強弱はアンドロイドが自律的に決定、人はそれについていくことから、近未来、人間がAIに支配されるかもしれないという暗示が込められている。アンドロイド・オペラ「Scary Beauty」を通して、世界数か国で公演する予定。
日本 「オルタ3」4 社共同研究プロジェクト アンドロイド 展示会オルタは「生命を持つように感じさせるものは何か?」という問いを追求するため、2016年7月に日本科学未来館で展示されたのがはじまり。翌2017年7月には、指揮者となった「オルタ2」が日本科学未来館で800人の観客の前でオペラを指揮する「Scary Beauty」(スケアリー・ビューティー)が日本科学未来館で公開された。オルタ3はその三代目で、2019年2月28日についに新国立劇場の大階段でオーケストラの指揮を行った。
概要 | アンドロイド |
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価格 | 円 |
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公式サイト | http://scarybeauty.com/ |