ロボットを連れて営業活動!
ロボットを営業に連れて行って契約を取ってくるという前代未聞の営業スタイルの当社。将来は当たり前になるかもしれませんが、現時点ではロボットが身振り手振りを交えて営業トークするのはインパクトありますからね(^-^)そして、その副産物として僕がほとんどしゃべらないで済むのはありがたいです、はい。
そんな当社にとって、PepperよりもNaoがモバイルしやすいという点で非常にありがたい存在です。重くて大きなPepperをお客様に連れて行くのは現実問題厳しいですよね。壊れても嫌だし、電車に乗せるのもなかなか困難ですし。(一部例外を除きますが。)
一方、Naoの場合、アルデバランで販売されているオプションの専用のケースに入れててしまえば、簡単に持ち運べます。ケースの中身も発泡スチロールでフィットして衝撃を受けても多分大丈夫な作りです。
箱の中にはちょっと大きめのACアダプタやLANケーブルなども入れるスペースもあります。無線LANが基本のロボットですが、客先で無線LANが使えないと困るので有線LAN接続の準備は大事なんです。
とは言え、ケース自体はNao君の体よりもはるかに大きくて、しかもそれなりの重量感があります。これで歩いたり電車乗るとかないわ〜!ってことですぐさまタクシーを呼ぶことに。これならPepperでもいいじゃんって話も・・・(^-^;)
タクシーのトランクに入れると、やはりかなりの存在感です。ちょっとした海外旅行に行けるサイズですね。
タクシーを降りてお客様のビルへ。地面が平らならローラーも付いてますし、取手も伸ばせるので移動は楽です。コロコロいけます。
さぁ、大事なお客様の前でプレゼンがスタートです。ただし、起動に時間がかかるので、すぐにはというわけにはいきません。Nao君が起動するまで世間話みたいな流れが必要です。(^-^;)
それでも起動してしまえばあとはロボットが自動的にお客様とインタラクティブにプレゼンテーションしてくれます。バッテリーは1時間で活動限界がきてしまいますので、それまでにクロージングできるように仕込んでおく必要はありますよ。
今回、無事当社初の営業ロボットとして大活躍してもらえました。本当に頼りになりますっ。
ということで、 Nao共々いずれ皆様にお会いできる日を楽しみにしています〜!
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。