「ロボットスタートアナリティクス」活用で店舗経営が変わるかも!
ロボットを通じて顧客を分析
これまでにも「ロボットスタート広告」などロボットを使った新しいマーケティングツールを提供してきたロボットスタート株式会社が、新たに、ロボットを使った顧客分析サービス「ロボットスタートアナリティクス」(robot start analytics)を開発したことを本日発表しました。
ECサイトの運営者は特にサイト訪問者の行動分析に注力していますが、「ロボットスタートアナリティクス」を使えば、これまで知ることができなかった実際の店舗の来店者情報を簡単に集めることができるようになります。
「店舗版Googleアナリティクス」と言い換えるとわかりやすそう。
しかも、ロボットが他のアプリケーションを立ち上げていてもバックグラウンドで常に情報収集しているため、別の作業も同時に任せることができるようです。
今お店に何人の来客があるのか、離れていてもロボットを通じて教えてくれるなんて…。店長やエリアマネージャーのような方は是非とも活用したいツールかもしれません!
また、来店者情報を蓄積していくことで、売上からは知ることができないキャンペーン効果の測定・分析などをおこなうことができますし、情報をリアルタイムで得ることができるので次の施策や集客対策も早い段階から検討ができるようになります。
サービスリリース時の対象となるロボットはSoftbankの「Pepper」およびAldebaranの「Nao」の2体だけとなりますが、今後ロボットの対象は拡大予定だそう。
気になる「プライバシー保護」についてですが、ロボットスタートさんによると個人情報・映像・音声などの情報は直接取得しないため、個人のプライバシーは守られる設計になっているとのこと。お客様の個人情報を取得しないのであれば、店舗にも安心して導入できそうですね。
サービス開始予定は2015年4月15日。料金体系は初期料金+月額料金の組み合わせになっており、アプリ開発とのセットの場合や、ロボット導入も含める場合は割引がある模様。
ロボットの普及を促進するフックと成り得るのか。要注目です。
▽ロボットスタートアナリティクス
http://robotstart.co.jp/analytics.html
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。