東芝のロボット「地平アイこ」が日本橋三越本店で受付嬢デビュー

株式会社東芝と日本橋三越本店は、東芝のコミュニケーションロボット「地平アイこ」を4月20日(月)・21日(火)に日本橋三越本店の本館1階受付で受付嬢としてデビューさせることを発表しました。

◯「地平アイこ」とは?
株式会社東芝が大阪大学や芝浦工業大学、湘南工科大学、ベンチャー企業のエーラボと共同で開発したヒト型コミュニケーションロボット。身長165センチメートルで女性の容姿をしており、肌の質感や目の動きが人間に近く、腕や手を動かして会話や手話もおこなうことができる。まぶたや眉毛まで空気圧で動き、動作モーションは毎秒30コマ。世界最高レベルの人間らしい表情と速くて静かななめらかな動きを実現している。年齢設定は32歳。



東芝は「地平アイこ」を、受付窓口や展示会案内係から福祉・ヘルスケア分野までの幅広い分野での活用を目指していますが、百貨店で受付業務は初めての試みとのこと。本館1階室町口受付にて受付譲としてデビューし、食品フロアの情報や館内のイベント情報をお客様にお話する模様です。

地平アイこという名前の由来は「地球の平和」と、東芝の社内提案制度「アイデアこねっと」に由来するもの。
昨年10月におこなわれたCEATEC2014で初お披露目されました。

地平アイこ

服装と髪型が違うだけで印象がだいぶ違いますね。ほんと人間みたいです。

今回の受付嬢デビューは、日本橋三越本店 本館7階の複合型コンセプトショップ「Hajimarino cafe」において、遊びを通して未来の生活、未来の百貨店を体験できるイベント「未来を遊ぶ with Toshiba」が2015年4月22日(水)~5月5日(火・祝)に開催されるのに先行して企画されたもの。

「地平アイこ」の受付嬢を見に行きながら、未来の百貨店や生活を体験できるこちらのイベントにも行かれてみてはいかがでしょうか?

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望月 亮輔

1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。

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