【ロボット3Dデザインコンテスト】ガチャガチャドローンロボが最優秀賞!


賞金30万円はガチャガチャドローンロボに

DMMクラウドソーシングを通じて開催された「2020年 わたしの考える公共用ロボットの3Dデザインコンテスト」の結果発表がおこなわれました。

こちらのコンテストは「近未来で “こんなことが出来たらいいな” と思うロボットをデザインする」というアイデア色の強いコンテストでした。
最優秀賞には賞金30万円が、そして優秀賞には賞金10万円が贈られます。

果たして最優秀賞に選ばれたのは、どのようなアイディアなのでしょうか?



最優秀賞

navit
作品タイトル:navit

見事最優秀賞に選ばれたのはワンコイン・レンタルドローン「navit」。人間大の大きさのガチャガチャを回すと下の透明な筒を通って、手の平サイズのドローン型ロボ「navit」が出てきます。
一見どこかで見たことがあるようなデザインですが、このドローン型ロボがレジャー施設内を案内してくれるというアイディアがユニークで面白いですよね! 未来の商業施設にはこのようなドローンが飛んでいるのかもしれません。

ユーザーの問題点を解決するだけでなく、写真が撮れる機能を取り入れるなど、レジャー施設での活用が深く考慮されている点が高く評価されたようです。



優秀賞

カプチノ
作品タイトル:カプチノ

公園などで使われる巡回型見守りロボットのアイデア。
子供にも親しみやすい形状と愛嬌のある表情が評価されました。転倒しづらい形状など、公共空間で使用される際の問題点についてよく考えられています。通常時の散水や道案内、掃除などに加え、災害時にも色々と役立ちそうです。

nosity
作品タイトル:nosity

街中に設置されたロボットで、ロボット専用レーンを使って人を乗せて案内したり、物を運んだりするロボットのアイデア。新たな公共交通機関としてのアイデアと、公共のサービスなどへの発展性の高さを評価されました。

イスナビ
作品タイトル:イスナビ

病院や介護施設などで使用されるナビゲーション付きの車椅子ロボットのアイデア。
既存の製品にあたらな機能を加え問題点を解決するアイデアが評価されました。音声認識と組み合わせ、検診などにおける院内の複雑な移動を解決してくれます。


未来のロボットを考えるのは楽しいですね! DMMクラウドソーシングでは、これ以外にも様々なコンテストが開催されているようです。
3Dを扱える方は是非サイトをチェックしてみてください!


DMMクラウドソーシング

ABOUT THE AUTHOR / 

望月 亮輔

1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。

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