太陽光システムインテグレーターのSIソーラーが「Pepper」18台を住宅展示場向けに貸出開始
太陽光システムインテグレーターの株式会社SIソーラー(本社:東京都中央区、代表取締役:依田武)は、ソフトバンクの人型ロボット「Pepper」の貸出を開始することを発表した。
貸出は8月13日、大手住宅フランチャイズの「イシンホーム」の柏展示場を皮切りに開始。声かけ、商品案内、アンケートを主な役割として、計18台のPepperを住宅展示場のイベントに合わせて配する。貸し出し用のPepperには、住宅展示場に合わせた専用アプリケーションを搭載している。
アプリケーションは同社が独自に企画開発したもので、複数台利用を想定した管理コンソールを用意。設置場所に応じた様々な案内が実現できるほか、遠隔地からでもアプリケーションの制御が可能。
また会話内容を容易に変更できるよう設計しているため、短納期かつローコストでの提供が可能。アンケート機能を顧客分析ツールとして利用することが可能。また、営業マンが対峙しては聞きにくい情報の収集や潜在的なニーズを引き出すことができる。同社は収集した情報を、顧客の囲い込みや製品開発、CS 向上への取り組みに役立てることを想定している。
代表の依田氏は「近い将来ロボットが人々の生活に欠かせないものになると考えており、住まいにマッチする最先端システムを提案・提供できる企業として、Pepper本体と住宅展示場向けアプリケーションを貸出させていただく。」と貸し出し開始に至る経緯を説明した。
同社は、太陽光システムインテグレーターとして、主力製品である高出力・低劣化の太陽光発電システムを全国270店舗以上の販売店へ販売している。また最近では、発電監視システムや M2M 製品、ロボット開発にも取り組んでいる。
▽ 株式会社SIソーラー
http://www.sisolar.jp/
ABOUT THE AUTHOR /
望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。