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ロボットスタートが保有しているロボットコレクションの紹介です。
今回は2001年に登場したPinoのトイロボットの紹介です。
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科学技術振興事業団、ERAT0の北野共生システムプロジェクトによる二足歩行ロボットのピノ。そのミニチュア版として登場したものが今回のロボットです。
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大きい方は「ロボットフレンド PINO」。全長36.6cm、ボディには音センサー、赤外線センサー、タッチセンサー、光センサーなどが内蔵され、2足歩行可能、さらに感情を持ち、成長もしていくという先進的なロボットです。単3電池4本で稼働。
大きさで言えばPalmi/Palroぐらいのサイズです。
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小さい方は「ひかっておしゃべり テクテクPINO」。全長20cmと小さいながらもタッチセンサー、振動センサー内蔵で、コミュニケーションによって感情が変化する仕組みを持っています。
機能もデザインも2001年のものとは思えないほど洗練されているロボットで、日本のロボットの歴史を感じさせるものなのでした。
ではまた。
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中橋 義博
1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。