【英語で対応】9月19日〜東京駅構内で「HAPPY(Pepper)」が訪日外国人向けおもてなしを開始
佐川急便株式会社は、明日9月19日から、東京駅構内にある「TOKYO SERVICE CENTER」で、感情認識ロボットPepperによる日本語と英語に対応した接客を開始することを発表しました。
佐川急便では、観光地などにおける接客をより親しみやすいものにするため、「Pepper」を活用。TOKYO SERVICE CENTERで提供中のサービス内容について案内するほか、東京駅構内の店舗や道の案内も行う。同社はこのPepperに「世界中のみなさまが幸せになるように」という祈りを込めて「HAPPY」と名付けている。「HAPPY」は日本語と英語で対応することが可能で、エンターテイメント性を交えたおもてなしを提供する。
また、HAPPYには旅の楽しい思い出づくりにお客様の写真を撮影しプレゼントする機能が搭載されており、QRコード経由で特設スマートフォンサイトにアクセスするとHAPPYが撮影した自分の写真を見ることができる。
HAPPYに搭載されるPepperアプリは、佐川急便とイサナドットネット株式会社によって独自に開発されており、開発の際にはイサナドットネットが提供中の発話調整ソフトウェア「Citrus Rams」が用いられた。イサナドットネットは「Citrus Ramsを用いることで、日本語・英語のコンテンツを作る上でも、日本語コンテンツを完成させてから設定を複製して英語版コンテンツに差し替える、という形でのスムーズな開発を実現しました」と、英語対応をおこなう上でのCitrus Ramsの有効性をアピールした。
HAPPYは明日から東京駅日本橋口にあるTOKYO SERVICE CENTERにて、午前10時から午後3時まで稼働することが予定されている。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。