【経産省米国派遣プログラム採択】人工知能対話ロボット「AI-Samurai」のSXSW2016参加決定

株式会社Nextremer(本社:東京都板橋区、代表取締役:向井永浩)はマルチモーダル対話システムを搭載した「AI-Samurai」が経済産業省の米国派遣プログラムに採択され、2016年3月にアメリカ・テキサス州で開催される「サウスバイサウスウエスト2016」に参加することを発表した。

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AI-Samuraiから見たロボット・ビジョン


AI-Samuraiには、A.I.Galleriaという複数の人工知能技術から成るエンジンが搭載されており、リアルタイムに画像から個人を認識し、音声での対話が可能。世界の人々との対話の中で学ぶ事による対話システムの更なる技術革新を目指しており、インターフェースのオープン化も視野にいれた研究開発・実証実験を進めている。Nextreamerは「このようなイベント出展を契機とし、海外での実証実験の場を更に広げていきます」と展望を語っている。AI-Samuraiの仕様は以下の通り。


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▽ AI-Samurai仕様

サイズ 高さ1980(㎜)、幅500(㎜)、奥行き420(㎜)
カメラ 720p HD webカメラ搭載
マイク 超指向性マイクロフォン
駆動 最大トルク67(㎏・㎝)、サーボモータ×3、自由度 腕2(dof)、首1(dof)、計3(dof)
基本性能 英語での簡単な対話、個人の顔認識、腕や首による応答
構成技術 CoreNLP、OpenCV、Deep Learningなど
AI-Samuraiプロモーション映像 https://www.youtube.com/watch?v=RivE3xH6eXo&feature=youtu.be
AI-Samuraiウェブサイト http://www.ai-samurai.com/

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望月 亮輔

1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。

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