ロボットスタートがMJIとの業務提携を発表。「Tapia」「Type02」の一般販売に向けて
ロボットスタート株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中橋 義博、以下「ロボットスタート」)は、コミュニケーションロボットの企画、開発、販売を行う株式会社MJI(本社:東京都港区、代表::トニー シュウ、以下「MJI」)と、業務提携契約を締結したことを発表した。
ロボットスタートは創業以来、様々なロボットアプリ開発、コンサルティングを行うなど、コミュニケーションロボットに関する様々なノウハウを蓄積してきた。
一方、MJIは、家庭用コミュニケーションロボット「Tapia」、「Type02」を開発・発表し、「2015国際ロボット展」、「米国CES 2016」などでデモ展示を行うなど、一般販売開始前から大きな注目を集めている。
今回、両社の知見を合わせて、MJIのロボット「Tapia」「Type02」の市販化に向けて、技術支援、開発環境整備を中心とした様々な取り組みを開始。ハードウェア、ソフトウェア両面の完成度を高めるべく準備を行っていく。
MJIが昨年発表したTapiaは、カメラ・スピーカー・マイク・タッチパネルモニターを搭載した、高さ約25cmのバッテリー内蔵型の家庭用コミュニケーションロボット。顔認識機能やクラウド上の応答システムが導入されており、ユーザーはロボットとの日常会話を楽しむことができる。
今後は、「Tapia」をはじめとしたMJIロボットの開発環境を整備し、ロボットアプリデベロッパー向けに公開していくことで、さらなるソフトウェアの充実を目指していく。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。