【審査員も豪華】Pepperで全く新しい「銀行」を作るハッカソンが開催決定!
みずほ銀行が「Pepperハッカソン」を開催することを発表しました。みずほ銀行のPepperは2015年7月に入行。銀行への初導入事例として、各メディアでも大きく報道されました。
その、ロボットという先端テクノロジーを他行に先駆けていち早く導入したみずほ銀行が、5月21日(土)、22日(日)の二日間、Pepperを活用したハッカソンを行うと発表しました。
今回のハッカソンのテーマは「Pepperと一緒に、全く新しい『銀行』というサービスを創る」というもの。
告知ページでは、以下のように紹介されています。
しかし、我々は今、大きく変わろうとしています。新たな技術を用い、よりベンリで、より安心なサービスを、あらゆる場面でお客さまに提供していく。その中の鍵となる技術の一つとして、『ロボット』があります。
これまでロボットと言えば、産業用ロボットが中心であり、人の生活シーンに登場しないのが一般的でした。しかし、センサー技術や人工知能技術の進化が急速に進む昨今、人に寄り添い、会話をする、そんなコミュニケーションロボットが徐々に一般的になってきています。
今後、ロボットは人々の生活の一部として、そばにいるのが当たり前になっていきます。観光地、ホテル、学習塾、アパレルショップ…、そして、銀行。もはや、ロボットが働くのは工場だけではありません。
『お客さまに寄り添い、会話を通して、新たな体験を提供する』
ここに未来があります。
みなさん、<みずほ>のPepperと一緒に、新たな『銀行』というサービスを創りましょう!
1年近くPepperを運用してきたみずほ銀行さんならではの取り組みと言えるでしょう。
豪華な審査員
審査員は、メディアアーティストの落合陽一さん、ロボット女子としても活動するタレントの池澤あやかさん、ソフトバンクロボティクス株式会社 事業推進本部長 吉田健一さん、
TechCrunch Japan 編集長の西村賢さん、そして株式会社みずほフィナンシャルグループの阿部展久さんの5名。顔ぶれがとても豪華です。
提供API
多様なAPIが提供されるのも、今回のハッカソンの魅力の一つ。ドラッグ&ドロップで簡単に様々なデータをつなぐことができるソフトウェア「DataSpider Servista」や、サイボウズのコミュニケーション型データベースサービス「kintone」、数行のコードで電話やSMSとつなげることができる「Twilio」、人間の声に近い自然な音声を作ることができる日本語音声合成の「AITalk」、IBMの次世代クラウドプラットフォーム「IBM Bluemix」、そして株価・為替レート等のマーケットデータに自由自在にアクセス可能な「QUICK APIs」。以上、6つのAPIが提供されます。これらを試しに使ってみることができるというだけでも非常に価値があるハッカソンです。
ハッカソンの詳細
個人応募もチーム応募(5人まで)も可能で、募集人数は最大80名。参加は無料ですが、PCなどの開発に必要なものは参加者側で用意する必要があります。当然Pepperは用意されているのでご安心を。会場では20台のPepperが待っています。
賞として、銀行店舗での展示権(みずほ賞)や賞金総額20万円、各種API賞などが用意されています。開催場所は、コワーキングスペース「MONO」(東京都江東区青海二丁目5番10号テレコムセンタービル東棟14階)。応募の締め切りは、5月8日(日)までです。
人気のハッカソンになりそうなので、参加希望の方は早めに応募フォームより応募しましょう!
テーマ | Pepperと一緒に、全く新しい『銀行』というサービスを創る |
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開催日時 | 2016年5月21日 土曜日 10時00分~20時00分(9時30分より受付開始) 2016年5月22日 日曜日 10時00分~20時00分 |
応募形態 | 個人、もしくはチーム(最大5名) |
参加資格 | 2016年5月21日時点で満20歳以上であること |
募集人数 | 最大80名 |
賞 | 銀行店舗での展示権(みずほ賞)、賞金総額20万円、各種API賞 |
持参するもの | 開発に必要なPC・デバイス・スマートフォン、本人確認書類 |
参加費 | 無料 |
主催 | 株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社みずほ銀行 |
開催場所 | コワーキング・スペース「MONO」 東京都江東区青海二丁目5番10号テレコムセンタービル東棟14階 最寄り駅:ゆりかもめ「テレコムセンター」駅直結 |
告知ページ | http://www.mizuhobank.co.jp/mizuho_hack/index.html |
ABOUT THE AUTHOR /
望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。