ロボットビジネスを専門に行うロボットスタート株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:中橋 義博)が国内コミュニケーションロボット業界を俯瞰する業界マップ(カオスマップ)の最新版を作成し、本日より公開を開始した。
2016年1月に公開された、2016年Q1バージョンから、新たに50以上の会社やロボット等が追加されており、分類も9分類から26分類へと増加している。新たに追加された分類の多くは、音声合成や音声認識といったロボットを構成する「要素技術」に関する分類で、これによりコミュニケーションロボットを構成する技術まで俯瞰して見ることが可能となった。
コミュニケーションロボットの業界マップは以下26の分類に分かれている。
Design(デザイン)、Voice Recognition(音声認識)、Voice Synthesis(音声合成)、Facial Recognition(顔認識)、Microphone(マイク)、Machine Learning(機械学習)、Cloud Service(クラウドサービス)、Conversation Engine(対話エンジン)、Transration Engine(翻訳エンジン)、OS/Middleware(OS/ミドルウェア)、SDK(SDK)、Robot Hardware(ロボット)、Application Developer(アプリ開発者)、CMS(CMS)、Application Market(アプリマーケット)、Service(サービス)、Consulting(コンサルティング)、Distributer(販売代理店)、Group(グループ)、LAB(研究所)Shop(ショップ)、Rental(レンタル)、Research(調査)、Event(イベント)、Media(メディア)、Space(スペース)
対象としたコミュニケーションロボットの定義は、前回に引き続き「産業用ロボット以外のサービスロボットの中から、会話や触れ合いによって人とコミュニケーションを取ることができるロボットをコミュニケーションロボット」。国内の会社・サービスがメインの対象だが、ハードウェアなど一部海外の会社も国内での利用見込みが大きいものについては対象されている。また、コミュニケーション機能を持ちながらも、一般消費者向けに製造されていないロボットについては対象外となっている。
今後も3か月ごとの更新が予定されている。ダウンロードはロボットライブラリから。(ロボットライブラリのアカウントが必要)
https://robo-lib.com/repositories/summary/80
当マップへの掲載に関する問い合わせは「map@robotstart.co.jp」まで。
プレスリリースはこちらを御覧ください。
http://robotstart.co.jp/press22.pdf