Googleに買収された日本企業「Schaft」が思わず「すげー!!」と叫びたくなるロボットを公開
2016年4月8日
By 望月 亮輔
4月8日、都内で開催された「NEST2016」に、2013年11月にGoogleによって買収された東大発のロボットベンチャー「Schaft」の中西雄飛氏が登壇し、Schaftの新しいロボットを公開しました。
歩いて登場。驚くほどスムーズな歩行と安定性。
注目すべきは「脚に関節がない」という点。Schaftがこれまでに発表してきたロボットは大きく曲がった「膝」を持っていましたが、今回は関節を持たず、脚部分が胴体部分のサイドに付いています。その脚が上下に動き、歩行が行なわれています。
階段も昇ることができます。素晴らしいスピード感。胴体部分がほとんどブレていません。
60kgの重量を持っても歩行スピードが変わりません。
棒を踏ませてみても、バランスをとって倒れません。
家の中では、脚を胴体の後ろに持っていくことで、狭い場所でも通ることができます。
ロボット掃除機のアプリケーションを搭載することで、家の中の掃除を行うこともできます。市販されているルンバのようなロボット掃除機では対応が難しい、階段部分の掃除も可能です。
山を登ったり、
不安定な海岸沿いを歩いたり、
雪の上を歩くこともできます。
驚きのロボットの模様は是非動画でお楽しみください。Schaftの今後の展開がますます楽しみになりますね!
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。