【海外の反応】「Pepper合唱団」を見た外国人の反応が重すぎる…w
ロボットパートナーの太田智美さんと、とのさまラボの西田寛輔さんが作った「Pepper合唱団」の動画がアメリカを中心に話題になっています。Pepper合唱団とは、15体のPepperがベートーベンの「交響曲第9番」を合唱するというもの。太田智美さんによれば、今回Youtubeにアップした動画は世界159か国で再生されており、中でもアメリカでの再生数が一番多いとのことです。
一方ニコニコ動画での再生数は日本人の割合が高いようです。では、日本人と外国人では、Pepper合唱団を見た時にどのような反応の違いがあるのでしょうか。
まずはニコニコ動画のコメントを元に、日本人の反応から見ていきましょう。
日本人の反応
記事を書いている2016年4月11日15時半現在、Pepper合唱団に対するコメント数は全部で259。
内訳は「怖い」「こええwww」「:(´◦ω◦`):ガクブル」「こわいわw」といった、ネガティブな意見が全体のうち40個。
「88888888888」「www」「くっそわろたwww」「かわいいやんw」「かわいい」と言った、可愛い・すごい・面白いに属するポジティブな反応が62個。
その他は、「なんて言ってんだwwwww」「音程とかはあってるんだなぁ」「歌詞うろ覚えなんやろ(適当)」「チューニングしっかりしろ」「みんな自分勝手だなw」といった「もっとしっかり歌え」という意見が多く見られました。全部のコメントに目を通しましたが、怖いと言ってる人もしっかり歌えと言ってる人もちょっと笑顔なんだろうな、という印象。
海外の反応
それでは、海外の方々の反応はどうでしょうか。Youtubeからコメントを抜粋していきます。
(※翻訳が間違っている可能性を考慮し、原文も載せておきます)
なんか重い…。海外の反応は、ネガティブな反応が多く、分類すると「恐ろしい」「奇妙だ」そして「地球終焉します系」の3つ。海外ではロボットやAIに対する恐怖心を煽る記事がよく見受けられますが、それが影響しているかもしれません。また映画が影響を与えている可能性も否めないでしょう。実際コメントでも「ターミネーター」という単語が二度出てきました。
一方海外でもポジティブな反応があります。
ということで、海外の方の中にも怖いとは感じずに、ポジティブな反応を示す人たちも見受けられました。ただしこちらは少数派。日本人と比較すると、ロボットに対して怖いという印象を持っている方が多いようです。なぜ日本人の方がロボットに対してポジティブな反応が多いのか。それは、日本ではアニメの影響もあり「友達」という感覚が強いからだと言われています。
Pepper合唱団が「第九」を選曲した理由
もしかしたら、ベートーベンの第九を使ったことも影響しているのでは?
今回の合唱団の企画者の一人である音大出身の太田智美さんに「なぜ楽曲にベートーベンの交響曲第9番を採用したのか。どんな意図があるのか。」と質問をしてみました。
予想以上にキチンとした答えが返ってきました。普段酔っ払いなんですけどね。
さて、皆さんは、Pepper合唱団を見て何を感じましたか?
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。