中国のロボットレストラン、ロボットが無能すぎて閉店へ。一方、日本のロボットレストランは大繁盛。
ロボットが活躍するレストランを一挙に紹介します。
中国のロボットレストラン
Shanghaiistによれば、中国のロボットレストラン3店舗のうち2店舗が閉店、残り1店舗はロボットのわかりに人間が対応して存続。つまりロボットレストランとしては全滅となったと報じています。
その原因として、故障が多かったこと、運ぶこと、注ぐこと、オーダーをとることなどがうまくできずに客からの苦情が多かったことが上げられています。
客寄せパンダに特化せずにきちんと人間の仕事を代替させようとしていたのが伺えますね。
以前撮影された動画を見る限り、繁盛してますし、うまく動いてますけども、現時点では人の代替としてのサービスロボットはまだまだなのかもしれませんね。
歌舞伎町のロボットレストラン
一方日本の新宿、歌舞伎町のロボットレストランは大繁盛のようです。
当社でも何度もロボレスのレポートを掲載してきた通り、毎回大繁盛しているのを目の当たりにしてきました。
客層はもはや日本人ではなく、90%以上外国人という状況で、完全に観光地化しています。またそこが日本人が行っても面白い魅力になっているような気もします。
こんな感じで、ロボットを完全に実用としては使わずに、客寄せパンダというかエンターテインメントのショーとして登場させているのが、中国との大きな違いでしょうか。
ロボットレストランが繁盛していることを伺わせる、姉妹店「CAFE&BAR蓮」がオープンしました。
本格アメリカンダイニング、歌舞伎町で1番ゴージャスなアメリカンCAFE&BARというコンセプトでロボットのいるレストランではありませんが、ロボットレストランのクリエーターが参加したというお店の内装は姉妹店なのがよくわかりますね。十分ロボットレストランでもゴージャスなんですけどもね。(^-^)
ハウステンボスの「変なレストラン」
そして、これから注目のロボットレストランはハウステンボスの「変なレストラン」。
以前ロボスタでもお伝えしましたが、4/29プレオープン、7/16グランドオープンする200年後をイメージしたレストランとのこと。
こちらは中国のロボットレストランと同じ方向性で、ロボットが接客をするタイプのレストランです。中国のロボットレストランで起きた問題が、日本のサービスロボットの高い信頼性・性能でクリアーしていることを期待しています。
また取材のチャンスがあればレポートします!
ではまた!
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。