「第7回ロボット大賞」が明日4月28日より募集開始。表彰対象が大幅に拡充

経済産業省は、「第7回ロボット大賞」の募集を、明日4月28日(木)より開始することを発表した。ロボット大賞とは「ロボット技術の発展やロボット活用の拡大等を促すため
特に優れたロボットや部品・ソフトウェア、それらの先進的な活用や研究開発、人材育成の取組みなどを表彰する制度」。

第7回目となる今回のロボット大賞は、経済産業省と一般社団法人日本機械工業連合会が幹事を務め、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省との共催により開催される。

第7回ロボット大賞のHPによれば、応募対象は以下のとおり。

おおむね3年以内に日本国内で活躍した又は取り組まれたすべてのロボット等のうち、以下の各部門及び分野(※記事後半で紹介)に属し、かつ有識者で構成される審査を目的とした委員会において当該ロボット等を十分に審査する機会を与え得るものを募集対象とします。
ただし、中小システムインテグレーターによるロボットを中核としたシステム構築例は、おおむね5年以内に運用されたものとします。
なお、本制度においては、「ロボット」を「センサ、知能・制御系、駆動系の3つの技術要素を有する、知能化した機械システム又はそれに類するもの」と広く定義します。

「ロボット大賞」の第7回を行うに当たり、今年から新たに総務大臣賞、文部科学大臣賞、厚生労働大臣賞、農林水産大臣賞、国土交通大臣賞の5つの大臣賞が創設され、それに伴い表彰対象も大幅に拡大された。

表彰対象は以下の5部門・5分野。

■ 部門

(A)ビジネス・社会実装部門
ロボットに関連するビジネス、各分野におけるロボットの利活用又はシステムインテグレーション

(B)ロボット・システム部門
実用に供しているロボット・システム

(C)要素技術部門
ロボットの一部を構成する部品、材料又はソフトウェア若しくはロボットが利用する共通基盤(通信ネットワーク等)その他のロボットの要素技術

(D)研究開発部門
ロボットに関連する特に将来性のある研究開発の成果

(E)人材育成部門
ロボット分野における人材を育成するための取組又は教材等

■ 分野
① ものづくり分野
② サービス分野
③ 介護・医療分野
④ インフラ・災害対応建設分野
⑤ 農林水産業・食品分野

募集期間は、4月28日(木)から6月30日(木)。募集期間終了後に応募のあったロボット等について審査が行われ、10月上旬までに各賞が決定される。そして、10月19日(水)に東京ビッグサイトで表彰式が行われる。

▽ 第7回ロボット大賞
http://www.robotaward.jp/index.html

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