ロボットスタートが環境エネルギー投資から1億円の資金調達。スマートホームとロボットの連携に向けて

ロボットビジネスを専門に行うロボットスタート株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中橋 義博)は株式会社環境エネルギー投資(本社:東京都品川区、代表取締役社長:河村 修一郎)を引受先とする第三者割当増資による1億円の資金調達を実施したことを発表した。

両社は、環境エネルギー投資が持つ電力・ガス事業者のネットワークを活用し、電力・ガス自由化領域におけるビジネスの切り口のひとつとして、スマートホームでのロボットの活用に取り組んでいく。家庭内のIoTデバイスを制御する「ハブ」として、コミュニケーションロボットの利用を加速させる狙いだ。

ロボットスタートは、「コミュニケーションロボット業界の成長に伴い、ロボットに関連するコンサルティング業務や開発業務のニーズが大きく伸びており、スタッフの大幅な増強が必要になった」と調達の経緯を述べている。また、人員増加を契機に、さらなる自社サービスの開発や海外展開も進めていく予定があることを明かしている。

ロボットスタート株式会社は、2014年12月に設立された、ロボット業界のスタートアップ企業。ロボットに搭載する広告を配信する「ロボットスタート広告」や、ロボットを活用した顧客分析サービス「ロボットスタートアナリティクス」、ロボットアプリのストアサービス「ロボットライブラリ」などの自社サービスを展開する他、ロボットビジネスのコンサルティング事業や、アプリケーション開発、メディア運営、イベント運営なども行っている。

ロボットスタートは、これまでにも、みずほキャピタル株式会社やヴイストン株式会社からの資金調達を発表している。

▽ ロボットスタート株式会社
http://robotstart.co.jp

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▽ 株式会社環境エネルギー投資
http://www.ee-investment.jp/

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望月 亮輔

1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。

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