Google Alphabet傘下のロボット企業「ボストン・ダイナミクス」、トヨタへの売却が合意間近か
2016年5月28日
By 望月 亮輔
アメリカのテックメディア「TECH INSIDER」は、Google Alphabet 傘下のロボット企業「Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)」のトヨタ研究所への売却合意が間近に迫っていることを報じている。
これは「TECH INSIDER」が独自に入手した情報で、それによれば、売却金額こそ決まっていないものの、「インクはほとんど乾ききっている」という。つまり、交渉も大詰めを迎えているということだろう。
ボストン・ダイナミクスは、「キモいロボット」として日本でも広く報じられた「BigDog」や、2013年に初公開され今年2月に次世代機公開が反響を呼んだヒト型ロボット「Atlas」の開発を手がけてきた。
「グーグルがボストン・ダイナミクスを売却するのではないか」、という話題は今年の3月にも広く報じられた。当時の報道によれば、売却先候補にはトヨタとともにAmazonが挙がっていた。Googleは、2013年12月13日にボストン・ダイナミクスを買収している。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。