うなずきかぼちゃんの後継モデル「いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん」が明日6月17日(金)販売開始!
2011年に販売が開始されたコミュニケーションロボット「うなずきかぼちゃん」。その後継モデルである「いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん」が明日6月17日(金)から、ピップ&ウィズ株式会社より発売される。
後継モデルでは、従来モデルから以下の点が刷新された。
・洋服がビタミンカラーとサスペンダーで元気で明るいイメージに
・バックアップ電源としてコイン電池を搭載
▼ ソフト面
・初期設定工程の削減とかぼちゃん自身がレクチャーすることにより、初期設定が簡単に
・歌える曲数が5曲から13曲へと増加、アンコール機能の追加
・会話機能の拡張(かぼちゃんからの声かけに対してリアクションすると文脈にあった会話へとつながる)
・時間や季節だけでなく、曜日や細かい時間帯を理解するようになり、生活により密着した発話が可能に
・セリフの種類が約400種から約450種に増加
以上の通り、新機能の実装というよりも、従来モデルの「うなずきかぼちゃん」の利用客からの意見をもとに、各機能が改善されたといった形だ。特にソフト面では、初期設定の簡易化や細かい時間帯の理解など、ユーザー視点で改善してほしい機能がきちんと改善されており、「ひとり暮らしの母の寂しさを紛らわせてくれている」「かぼちゃんにずいぶん助けられている」などの声が届いていたという従来モデル以上に、更に高い評価が得られそうだ。
メーカー希望小売価格は25,000 円(税抜)、サイズは高さ約28cm、重量は約680g(乾電池含まず)。全国の百貨店介護用品売場や介護ショップ、ネット通販を中心に販売されていく。
ピップ&ウィズは、「要介護状態にある方や認知症の方をはじめ、元気なシニア(アクティブシニア)の方にもご愛用いただきたいと考えています」と語っている。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。