人工知能ロボット「Musio」、製造は「AIBO」と同じく「VAIO」の工場に
2016年6月27日
By 望月 亮輔
人工知能ロボット Musio を開発している AKA LLC(代表:Raymond Jung、以下「AKA」)は、VAIO 株式会社(代表取締役:大田 義実、本社:長野県安曇野市、以下「VAIO」)との間で「Musio の製造及びメンテナンス提携に関する基本合意書」(Memorandum of Understanding:MOU)を締結したことを発表した。
Musio はアメリカで開発された、人間のように見る、聞く、考える、感じる、話すという一連の機能が搭載されている人工知能ロボット。自ら考え、英語でコミュニケーションすることが可能なため、いつでもネイティブ英語に触れる環境を提供することができ、特に日本ではユーザーの英語学習のためのロボットとしての活用が見込まれている。
なぜ数ある工場からVAIOを選択したのか。AKA日本法人のBrian氏は「VAIOが “AIBO” を生み出した工場だからです」と回答した。今回の提携には、「Musio」が「AIBO」と同じように、日本中で愛されるロボットになってほしいという願いが込められている。
AKAは、「日本の英語教育においてさらなる貢献ができるよう発展していくとともに、”一家に 1 ロボット”時代の実現を目指していきます」と抱負を語った。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。