ロボットスタート株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中橋 義博、以下「ロボットスタート」)は、小型の遠隔操作型アンドロイド「テレノイド」の企画、提供を行う株式会社テレノイド計画(本社:京都府、代表::渡辺 雅人、以下「テレノイド計画」)と、業務提携契約を締結したことを発表した。
テレノイド計画は、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(以下「ATR」)石黒浩特別研究所所長(フェロー)・大阪大学特別教授石黒浩が中心となり開発したテレノイドを使ったサービスを発表しており、サービス提供前から様々なメディアで取り上げられるなど大きな注目を集めている。
一方、ロボットスタートは創業以来、様々なロボットアプリ開発、ロボットメーカーに対するコンサルティングを行っており、コミュニケーション領域のロボットにおける様々なノウハウを蓄積してきた。
2社の知見を合わせて、テレノイドのサービス提供に向けてマーケティング支援、販売支援、技術支援、開発環境整備を中心とした様々な取り組みを開始することとなる。テレノイドのサービス開始に向けて、2社で共同してハードウェア、ソフトウェア両面の完成度を高め、利用者の満足度向上を目指すという。
現在は遠隔操作と操作者との会話がメインのテレノイドだが、今後はテレノイドの開発環境を整備し、アプリデベロッパーに向けて公開することで、遠隔操作以外の活用法についてのサービスを検討するとのこと。将来的には人工知能システム・会話エンジン・IoTデバイスなどとの連携なども視野に入れて共同研究開発を行っていく。
株式会社テレノイド計画(http://telenoid-planning.jp/)
ロボットスタート株式会社 / プレスリリース(http://robotstart.co.jp/press27.pdf/)
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。