家族の健康を管理するためのロボット「pillo」、クラウド・ファンディングで資金募集
2016年7月7日
By ロボスタ編集部
クラウドファンディング・サイト「インディーゴーゴー」に家族の健康を管理するロボットが登録されている。米ニューヨークのPillo Healthの「Pillo」だ。
代表的な機能は服薬管理。薬やサプリメントを飲む時間を管理し、顔認識をして家族それぞれに対して適切な時間に薬を配布する。会話機能を搭載していて、カロリーに関する質問等にも答えられるようだ。
プロモーション動画では、女性が冷蔵庫にあるセロリのカロリー数をロボットに聞くと迅速に数値を回答している。
また、ロボットを通じて医療関係者に連絡を取ることができ、チャットやビデオ通話で健康について質問したり相談することができる。
【主な機能】
-
ユーザーの顔認識
ユーザーごとの薬とサプリの服薬管理
遠隔診療のインターフェイス
健康管理のQ&A
モバイル機器との連携/同期
個人情報のセキュリティ管理
カロリー管理/栄養管理
ストレス管理
赤ちゃんの見守り ほか
なお、ロボットには薬やサプリを4週間分、セットしておくことができる。
詳しくはイメージ動画(英語)で。
ロボットの仕様としては、顔の部分は7インチのタッチスクリーンディプレイを装備、CPUはARMベースで、カメラ、スピーカー、マイクを搭載し、無線は、Wi-FiとBluetoothに対応している。
インターネットを通じて不特定多数から小口の起業資金を募る「クラウドファンディング」で販売、資金を募っていて、早期購入者(Early Bird)は半額の$299~、ディベロッパーモデルは$499など。