IBM Watsonを活用したパーソナルガイドロボット「ZUKKU(ズック)」

株式会社ハタプロがIBM Watsonを活用したパーソナルガイドロボット「ZUKKU(ズック)」の開発に着手しました。


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株式会社ハタプロ

ZUKKUは「お出かけを楽しくする」をコンセプトとした小型ガイドロボット。フクロウをモチーフにした愛着のあるデザインで、持ち運びが可能なサイズです。



IoT向け低価格SIMが搭載されているのとIBM Watsonを利用しているのが特徴。


これらの特徴により、位置情報・インターネット情報・ユーザの趣味趣向を元に、外出先でのアシスタントとして活躍するのはもちろん、緊急時にはボタン1つで通報してくれるなどの見守り機能としても活用できます。


主な機能はこちら。


・コグニティブ・コンピューティングx位置情報を軸としたコミュニケーション機能
お出かけ中、位置情報とユーザの趣味嗜好を元にした観光スポットや人気レストラン情報をアドバイスしてくれます。


・ボイスメッセージ通知機能
簡単ボイスメッセージ機能があるので、音声メッセージをお届けも、返答も可能です。


・緊急通報機能
体調不良や事故の際、ボタン1つで自動で登録先に通報が行なえます。


・危険エリア通知機能
管理者が危険地域に指定したスポットに利用者が入ると、警告をしてくれます。


・盗難、遭難防止機能
管理者が指定した速度以上での位置情報が検出された際、管理者に異常事態を知らせてくれます。


・IoTゲートウェイ機能
車載機器やウェアラブルデバイスなどの外部機器と連携した活用も可能です。

現在開発製造中のZUKKUは、2017年度中の販売を予定しているそうです。


ソフトバンクの+Style公式サイトで活用法の募集をしていますので、アイデアのある方は投稿してみてはいかがでしょうか。



関係者から聞いた限り、大きさはスマホほどのサイズで価格も一桁万円前半ほどを目指して開発製造をしているそうです。SIMが搭載できることで、いろんなことができるようになるので期待です!


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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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