「Pepper World 2017」を2月に開催、一部の講演予約は既に満席に
ソフトバンクとソフトバンクロボティクスは「Pepper World 2017」を虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)で開催する。
日程は2017年2月8~9日の2日間。
展示会場やセミナーへの参加申込みは既に始まっていて、一部の講演は満席となっている。
40の展示ブースと20の講演を予定
「Pepper World 2017」のテーマは「ロボットによる業務の自動化」。
Pepper for Biz 関連を中心に約40の展示ブースが設置されるほか、基調講演や20のセミナー(セッション)が予定されている。
基調講演は「業務自動化ソリューションを世界展開」にソフトバンクロボティクスグループの代表取締役社長 冨澤文秀氏とソフトバンクの専務取締役 榛葉淳氏の登壇を予定している(既に予約は満席)。
3つのイベントが併設
今回の「Pepper World 2017」はいわば、3つのイベントが混在するカタチになる。
Pepper用ロボアプリのコンテスト「Pepper App Challenge 2017」(PAC 2017)、ロボットファッションのデザイン・コンテスト「Tokyo Pepper Collection 2017」の優秀作品の発表が、展示会イベント「Pepper World 2017」の中で併催される格好だ。
Tokyo Pepper Collection 2017はファッションショー・イベントして同日に実施される予定で、「優秀作品のコスチュームをまとったPepperが、ランウェイを颯爽と歩くのでは?」と期待されている。
Pepper App Challenge 2017とは
Tokyo Pepper Collection 2017とは
公式ページは既にオープン、講演予約も受付中
既に「Pepper World 2017」の公式ホームページが開設され、事前予約が始まっている。
同ページ内で、題目が決定している主な講演スケジュールも確認することができる。
展示内容に掲げられている項目の中で、新しいチャレンジだと感じるのは「Pepperが歩いて店内をご案内」「万引き防止」「クラウドPOS」「自動会員登録」など。どんなシステムや展示になるのかはまだ情報があまりないが、イベント内でぜひ注目したい。
講演は「フィンテック」「介護」「インバウンド(海外からの観光客)対応」「病院・薬局に特化したPepper」「IoTハブとしてのPepper」など、気になるキーワードが並んでいる。講演の予約も始まっていて、既に基調講演などは満席となっている。
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。