DeNAが日産と事業提携、2020年までに無人運転による交通基盤のビジネスモデルを
2017年1月6日
By ロボスタ編集部
株式会社ディー・エヌ・エーは、日産自動車株式会社の製造する自動運転車両を活用した新たな交通サービスのプラットフォーム(基盤)を開発することを決定したことを発表した。
この取り組みの第一歩として、2017年内に日産製の自動運転車両を用いた技術的な実証実験を日本国内で開始し、2020年までに無人運転による交通サービスプラットフォームのビジネスモデルなどを検証するという。
なお、サービスプラットフォーム開発の具体的な計画や実証実験の詳細は今後協議の上、実証実験開始前に公表する予定だ。
DeNAはインターネットビジネスを展開してきた強みを活かし、自動運転技術や最先端のインフラなどを組み合わせ、「モビリティーサービスプロバイダー」としてエンドユーザーやパートナー企業にサービスやソリューションを届ける事業に取り組んでいる。本取り組みにおいても、DeNAは、インターネットサービス部分の設計・運営や自治体との調整・連携を行う。
DeNAの自動運転事業といえば、ZMPと共同で事業を推進してきた「ロボットタクシー」が思い浮かぶが、DeNAは本日ZMPとの事業提携の解消を発表している。ZMPは2016年12月、新規上場承認の取り消しが発表されていた。