北米ドローンメーカー「3D Robotics」がリストラ、エンタープライズ市場へフォーカス
北米ドローンメーカー「3D Robotics(3DR)」が、中国DJIのドローン市場の支配に苦戦しており、事業再編を強いられている。
3D Roboticsは従業員を一部リストラ(人数非開示)し、市場も利益率の高いエンタープライズ市場にシフトすることを発表した。
既に同社は昨年までに合計1億600万ドルを調達しているが、今回また新たに4,500万ドルの資金調達を行う計画が明らかになっている。しかし現時点では調達予定額に満たない2,670万ドルしか調達しか決まっていない状況だ。
同社の一般消費者向けドローン「SOLO」はDJIとの競合商品。米国内での市場シェアはDJIの50%に対し、3D Roboticsは7%にも満たない状況という。
SOLOのプロモーション動画を見ると素晴らしいプロダクトのように思えるが、DJIの最新のPhantom 4は、さらに低価格かつ高機能、商品力の差は歴然だ。
ライバルがいるから撤退する・・・では、ますますDJIドローンが市場を独占してしまうような気もしますが、、、どうなんでしょう?
3D Robotics
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。