BBC「Spy in the Wild」の動物型ロボットがリアルすぎて、動物も騙される件
BBCの動物ドキュメンタリー番組「Spy in the Wild」が話題だ。この番組は、自然の生態を撮影するためにロボットの動物を作り、目にカメラを仕込んで動物の中に潜入させるというもの。そこで撮影された映像は人間がカメラを持ち込むのとは違う、本当の自然の姿が映し出されている。
いくつかプレビュー動画が公開されているので紹介したい。
リーフモンキー型ロボット
まずは小猿を模したロボットを猿の群れに潜入させる。
動かなくなったサル型ロボットを死んだサルと感じたのか、群れが見守る様は切ないものがある。
クロコダイル型ロボット
続いて、子ワニを模したロボットを水辺に設置。
目玉がカメラなこと以外は人間が見ても区別かつかないほどのリアルさだ。このロボットでなければ撮影できなかったであろう映像だと思う。
プレーリードッグ型ロボット
続いてとてもかわいらしいプレーリードッグのロボットを群れに投下。
動きも含めてよくできたロボットに仕上がっており、群れの中にいても違和感が感じられない。特徴的な立ち上がるポーズもロボットは再現しているのがすごい。
ラッコ型ロボット
続いて、水面を漂うラッコ型のロボットを水面へ。
このロボットも目玉がカメラであること以外はリアルに仕上げられている。
オラウータン型ロボット
次はオラウータン型ロボットの紹介。施設の中に本物とロボットがいる状況で、どうなるか。
ロボットがノコギリを使って木を切るの真似をするオラウータン。
リス型ロボット
最後はリス型のロボットだ。
動画の半ばに出てくるロボットは目とクルミにカメラが仕組まれている。最後はカメラを内蔵したクルミが奪われてしまう。なんとも貴重な映像だ。
この撮影のために作られた動物型ロボットのクオリティの高さに驚きです。いい仕事してますねぇ。このままいろいろ作ってもらって最後はロボット動物園なんてできたらいいな〜。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。