公益財団法人クマ財団は、次代を担う学生クリエイターの活動を支援・助成することを目的とした「クリエイター奨学金」の第 1 期生のエントリー受付を開始する。
2017 年 4 月 1 日現在で 25 歳以下の学生クリエイターを対象として選考を行い、選抜された 50 名に対して月額 10 万円(年額 120 万円)を給付。 奨学金の給付開始から、最終の成果発表まで、独自のカリキュラムを通じて創作活動を総合的にサポートする。
対象には、ロボットクリエイターも含まれており、学生でロボットを開発している人にとっては頼もしいサポートになりそうだ。
クリエイター奨学金の概要
クリエイター奨学金とは返還義務を負わない「給付型奨学金」。クリエイターを目指す25歳以下の「学生」の活動支援・助成を行い、創作活動に「本気で取り組む1年」を約束するというものだ。
■公益財団法人クマ財団■
株式会社コロプラの代表取締役社長、馬場功淳が設立(2016 年 3 月 30 日 一般財団法人クマ財団 設立/同年 11 月 1 日 公益財団法人クマ財団に移行)。次代を担う若きクリエイターの活動を支援・助成することを目的としている。
学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会・プロによる批評会といったインプット機会の提供や、制作した作品展示会など発表の場の提供、クリエイターとしての起業・独立支援などあらゆる側面から創作活動の積極的な支援を展開予定だ。
公益財団法人クマ財団理事長 馬場功淳
私もクリエイターの一人として、これからの日本を担う若き才能を応援していきたい、誰もがその独創性を自由に表現できる社会にしたいという想いを持ち続けてきました。気概に満ちた学生クリエイターのみなさまにクマ財団を活用していただくことで、世界の方々の生活がより楽しく、より素晴らしくなることを願ってやみません。
■カリキュラム■
同財団は、世界で活躍するクリエイターになるためには個人で創作活動をするだけでなく、「セルフプロデュース能力」を身につけて作品を発表し続け、その道の第一人者や企業、あるいは多くの人から評価されることが不可欠と考えている。
その考えのもと、個人で行う「OUTPUT/ 創作活動」と並行して、「INPUT/ 学び」「PREVIEW/ 共有(中間発表)」「BRUSH UP/ 向上」「OUTCOME/ 成果発表」をカリキュラム化。奨学金の支給開始時から翌年 3月の成果発表会まで創作活動を総合的にサポートする。
■応募概要■
応募資格 | 次のすべてに該当する者 (1)2017年4月に、専門学校、短期大学、4年生大学、大学院(以下「大学」と記載)に在籍する学生 (2)2017年4月1日現在で25歳以下の者 (3)クリエイターを目指し創作活動をしている者 (4)ものづくりに対して情熱がある者 (5)選考のため、自作の作品を提出可能な者 |
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対象クリエイター | <技術者> テクノロジー・サイエンス・アプリ・サービス・ゲーム・ロボット・VR・言語・ツールなど <アーティスト> 映画 ・アニメ ・漫画・作曲・プロダクトデザイン・グラフィック・建築・写真・絵画・彫刻・ファッション・メディアアート・工芸・小説・書道・戯曲・パフォーマンスなど |
募集人数 | 50名 |
給付内容 | 月額10万円(年120万円)を給付 |
締め切り | 前期日程:2017年3月6日(月)19時 後期日程:2017年5月15日(月)19時 ※定員の関係上、前期応募を推奨 |
選考委員 | 星野 准一 (筑波大学院システム情報工学研究科 准教授) 押元 一敏 (東京藝術大学美術学部デザイン科 准教授) |
https://kuma-foundation.org/