フランス・パリに本社を置くベンチャーキャピタル「Hardware Club」はアジア地域でのIoT・ハードウエアコミュニティ及びオープンイノベーションの更なる活性化を目的とし、日本初の拠点となる東京オフィスを千代田区のグローバルビジネスハブ東京にオープンしたことを発表した。
Hardware Clubは世界初のハードウエアに特化したコミュニティーベースのベンチャーキャピタル。投資家、ベンチャーキャピタル、製造業者や流通業者等とパートナーシップを結び、FOVEやトリプルタブリュージャパン(DFree)といった日本のハードウエアスタートアップもメンバーとして迎えるとともに、昨年8月には日本初開催となったスピーカーイベント「HardTalk Tokyo」をリクルートホールディングスと共催するなど、日本での活動も広げてきた。
今後は東京オフィスをベースとして、パートナーとのコミュニケーションを活性化し、「コミュニティのさらなる発展を目指す」と語っている。
Hardware Clubは2015年以来、3000以上ものスタートアップから、世界30カ国に渡る240社以上のメンバーを厳選し、製造・流通提携先企業との独自のネットワークや、オンラインプラットフォーム・プライベートイベントなどのリソースをコミュニティへ提供してきた。また、メンバーのうちアーリーステージのスタートアップへの投資も行っている。