マンガ「宇宙兄弟」ファン必見! “憎らし可愛い”ロボット「ブギー」の1/7スケールが開発中!
モーニング(講談社)にて連載中の「宇宙兄弟」。先月発売された30巻では、日々人がロシアで着実にコスモノートへの道を歩んでいる様子に安心した一方、現在月に滞在しているムッタたちを助けるロボット「ブギー」の活躍も描かれています。
ブギーはこれまでもその優秀な頭脳で宇宙飛行士たちを助けてきました。実は僕はそんなブギーの大ファンです。ブギーは頭が良くて、人を助けるロボットってことだけじゃなくて、まるで「ちょっとひねくれた人間」のようなユーモア溢れる会話をするんです。ムッタとの会話は毎回面白いんだよなぁ。
常々こんなロボットほしいと思っていますし、読者の中には僕と同じようなブギーのファンも多いんじゃないかなと思います。
そんな「ブギー」の1/7スケールが開発中という動画が公開されました。
現在「Fabcafe」と「宇宙兄弟」はコラボレーション企画ということで、「360°広がるギフトブック」や宇宙兄弟とコラボした水耕栽培の「foop」など、様々なクリエイターとのコラボ企画が進められていますが、今回のブギーもそのコラボ企画で開発中のもののようです。
プロトタイプ製作にはクリエイティブユニット「t-o-f-u」と「Vagabond Works」が携わっています。
「Vagabond Works」さんのブログによれば、今回のブギーはスマホでのコントロールができるようになるそう。
技術的には、bCoreをベースにしてbCoreNDKで作成した てっくんロボ mk.3 をベースにして、スマホからコントロール可能で、顔表示と音声出力による憎らし可愛い頼れる相棒ブギーを手乗りサイズで再現する予定です。
「音声出力」との記載もありますので、Vagabond Worksさんの表現をお借りすれば「憎らし可愛い」ブギーの生声が聞けるようになるかもしれません。憎らし可愛いってまさにブギーを表した一言ですね。
ベースとなる「てっくんロボ mk.3」の動画は見つかりませんでしたが、おそらくその一つ前のモデルである「てっくんロボ Mk.2」の動画がありました。
こんな感じで、タブレットやスマホなどからコントロールができるようです。
価格やリリース時期も気になりますが、とにかく発売されたら絶対買います。オフィシャルサイトをまめにチェックしたいと思います。
モーニングといえば宇宙兄弟の小山宙哉先生が第1巻の帯コメントを書いたロボットマンガ「アイアンバディ」も連載中です。こちらの記事もお楽しみください。
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望月 亮輔1988年生まれ、静岡県出身。元ロボスタ編集長。2014年12月、ロボスタの前身であるロボット情報WEBマガジン「ロボットドットインフォ」を立ち上げ、翌2015年4月ロボットドットインフォ株式会社として法人化。その後、ロボットスタートに事業を売却し、同社内にて新たなロボットメディアの立ち上げに加わる。