オリックス・レンテックが、さまざまな次世代ロボットを展示している「Tokyo Robot Lab.」(トーキョーロボットラボ:東京技術センター)を2017年1月31日にオープンしたというので、ロボットエバンジェリストの西田寛輔氏とぱっぺー☆あさひ氏(人間モード)と、ロボホン氏とで、早速見学させて頂きに行ってました。
オリックス・レンテックはパソコンや計測器などのレンタルで知られる会社ですね。ところが実は法人向けのロボットのレンタルも行っているんです。
オリックス・レンテックのロボットレンタルサービスは「RoboRen」(ロボレン)という名前。産業用アーム型ロボット、双腕ロボット、人間そっくりのヒューマノイド、PepperやNAO、PALROなどのコミュニケーションロボットなどをレンタルしています。
経産省では「産業用ロボット」とそれ以外のロボットを「次世代ロボット」と呼ぶように定義しています。
ロボレンがカバーするロボットの分野としては「ものづくり分野」(産業用アーム)と「サービス分野」(PepperやNaoなど)を既に着手していて、今後は「介護・医療分野」「インフラ・災害対応・建設分野」も視野に入れているそうです。
オリックス・レンテックの最大の特徴は「マルチベンダー」であること。すなわち、メーカーに偏らず、レンタル・ロボットを顧客のニーズにあわせて用意しているのです。
現時点ではラインアップされている産業用ロボットは、ABB製、ユニバーサルロボット製、FANUC製など。基本的に安全柵のいらない協働ロボットを中心にレンタルしています。
オリックス・レンテックのもうひとつの特徴が「6カ月お試しレンタルパック」。産業用ロボットに関してはお試しレンタルを経て、6カ月以降をレンタル延長するか返却するかなど検討できると言います。
産業用ロボットの場合、導入時に同社のラボでエンジニアによるティーチングを行い、すぐに使えるようにサポートしてくれるとのこと。
なんだかロボットがもっと身近なものになった気がしますね。
気になるレンタル料金の目安はABB社のYuMiが月額239,000円×6カ月、ユニバーサルロボットのUR3の場合は月額111,000円×6カ月、FANUCのCR-35iAの場合は月額350,000円×6カ月(いずれも6カ月お試しレンタルパックの場合)、Pepperは5日間78,000円~、NAOは5日間100,000円~です(すべて税別料金)。その他、開発やセッティング等が必要な場合や詳しい料金は、別途オリックス・レンテックさんにお問い合わせください。
オリックス・レンテック RoboRen