独創性の高いアーティストを発掘し、日本のライブエンターテイメントをダイバーシティ化することを目指す株式会社アップライブは、アーティストのセルフプロモーション支援機能を搭載した無料スマートフォンアプリ「muddica(ムディカ)」を4月下旬にリリースすると発表した。
このアプリには、作曲支援機能としてディープラーニングで学習した人工知能技術を使って、鼻歌から自律的に作曲する機能も実装していて、これは同社によれば世界初となる。
「muddica」の最大の特徴である作曲支援機能は、Googleのディープラーニング人工知能モジュールTensorFlowをベースに開発された。スマートフォンのマイクから鼻歌を入力すると、自律的に作曲する機能をスマートフォンアプリに実装したものだ。
これにより、人が創造できない発想力を持った人工知能を使って、今までに無いクリエィティブな楽曲を誰でも気軽に創造することができるようになる。
同社は今回のアプリについて、現実的な商用化のタイミングとしては早過ぎるのかもしれないが、AIの賢さではなく、AIに作曲させることで生まれるかもしれない「新しい創造性」に重きを置いた視点から、搭載を決定したようだ。
配信後はスマホアプリ”muddica”を活用している、独創性の高いアーティストに出会える音楽イベント”muddica”の開催も検討しているとの事。
リリースに先駆けて本日よりティザーサイトをオープン。このサイトにて事前登録の受付も開始した。事前登録は~リリース日まで利用可能だ。