IBM Watsonを活用した「対話型サイト内検索」サービスの販売を開始 ウィルウェイ「SQ-Easy(スクイージー)」

株式会社ウィルウェイは、IBM Watsonを活用した対話型のサイト内検索サービス「SQ-Easy(スクイージー)」を発表し、2017年3月27日(月)より販売を開始した。

ページ数の多い企業サイトでは、サイト内検索を利用しても検索結果が多すぎるなど、必要な情報に辿り着くまでに手間や時間を要するケースがしばしば発生する。

さがしている情報にスムーズにたどり着けないと、ホームページ訪問者はストレスを感じ、ビジネス機会も逸することになる

「SQ-Easy」を導入し、ホームページに検索窓を設置することによって、単語ではなく訪問者が問いかけた自然な文章をもとに、IBM Watsonの自然言語解釈を活用して目的ページまでスムーズに誘導することをめざす。
ホームページ訪問者の検索機能の使い勝手を改善し、ストレスを大幅に軽減することが期待できるため、顧客満足度向上の一策となるとしている。


また、検索に関して訪問者の満足度やキーワード履歴を収集できるため、導入企業にとっては検索履歴や結果、満足度のデータの集計や評価が可能となり、マーケティング施策へのフィードバックにも繋がるとしている。


ウィルウェイは2015年12月16日に実施された「第一回 IBM Watson 日本語版ハッカソン」で決勝戦に進出、同社のメインプロダクト「株主総会支援システム」に音声認識技術と機械学習技術を取り入れた「未来バージョン」を出品し「特別賞」を受賞した実績がある。今回のシステムは受賞作品とは異なるが、それがきっかけでIBM Watson 日本語版を活用したソリューションの開発を行ってきたと言う。

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ロボスタ編集部

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