株式会社Keiganは「驚くほど簡単にロボットを作ることができる」というキャッチコピーで「KeiganMotor」を「きごだんご(kibidango)」でクラウドファンディングを行い、目標金額の2倍である300万円を達成したことを発表した。
これを記念し、同社は新たにストレッチゴールとして350万円の目標金額を設定。これも達成した場合、サポーター全員にKeigan Motor専用のターンテーブルオプションを、モーター1個につき1台届けるとしている。
なお、クラウドファンディングの終了時間は 4月23日23時59分。
Keigan Motor は、高性能モーターと、それを動かすための電子部品が全て搭載されている「モーターモジュール」型製品。
スマートフォンやタブレットで操作することができ、ロボットカーの車輪のモーターとして活用したり、カメラの三脚やスタンド雲台部分に取り付けて制御するなど、利用方法はさまざまだ。
また、動作を記憶する「ダイレクトティーチング」や、マスターモーターと同じ動きを別のモーターも同期して動かす機能等にも対応している。
ストレッチゴール達成時に用意されるテーブル台は、マグネットによりワンタッチで Keigan Motor の上に取り付けてターンテーブルとして使用することができる。Keigan Motor の特徴を生かすことによって、ただ超静音で滑らかに動くだけでなく、従来にないスマートなターンテーブルを実現する。
例えば、手で動かしたとおりの動きを記憶したり(ダイレクトティーチング)、プログラミングした通りにターンテーブルを回す動作をさせることが可能だ。
■ Direct teaching demo with Keigan Motor turntable 2
1. 専門知識がなくても簡単に使うことができる
高性能モーターと、それを動かすための電子部品が全て搭載。 USBバッテリーからの給電に対応し、無線(Bluetooth Low Energy)で通信するため、スマートフォンなどから、自由に動きをコントロールできる。モーター間の配線の必要がなく空間的制約にとらわれない。
2. 組み合わせることでロボットを直感的に作ることができる
専用アプリを使用して複数の Keigan Motor にそれぞれの機能を割り当てられ、テンプレートから簡単にロボットを作ることが可能(テンプレートはアップデートにより随時追加)。作ったロボットはインターネットを介して遠隔操作もできる。
3. 手で動かした動きを記憶できる
どのように動かしたかという動作の記憶と再生が可能。手で動かしたときの角度やトルクを検知して入力機器としても使用できるため、モーターだけで本格的なロボットを作ることもできる。
■Keigan Motor解説動画 (約5分)
▽Keigan Motor 製品仕様
通信方式 | 無線:Bluetooth Low Energy 有線:USB (Micro B)×1、シリアル通信。I2C×2 シリアル通信 |
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接続機器 | スマートフォン、タブレットデバイス、PC、シングルボードマイコンなど (一部動作はモーターのみで実行可能) |
モーター構成 | アウターローター型ブラシレスモーター(永久磁石同期モーター) ギヤレスダイレクトドライブ |
ロータリー エンコーダー |
14ビット磁気式アブソリュートエンコーダー |
※仕様は現在開発中のもので変更になる場合がある。
▽Keigan Motor 製品仕様
希望販売価格 | 34,800円(税別) |
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一般発売予定日 | 2017年7月以降 |
株式会社 Keigan