デリバリーロボットが配達中の荷物、人間が盗めるか?海外メディアが実験
BuzzFeed Newsが、Starship Technologiesのデリバリーロボットの配達中に荷物を盗む実験を行った。
まだ現在では限られたエリアで実証実験を行っているにすぎないデリバリーロボットだが、将来運用エリアは広がっていくだろう。その頃にはデリバリーロボットから物を盗む人も出てきても不思議はない。
まず、荷物を受け取る人しか受け取れないので、途中で蓋を開けようとしても開かないという例。
もちろん、デリバリーロボット自体を盗んで運んでしまうこともできなくはない。見た感じかなり軽量に仕上げられているのがわかる。
目的地に到着した時、受取人が受け取る間に蓋を空けて盗むことはできなくはないだろう。
以下その実験の動画をご覧いただきたい。
なかなか興味深い実験だと思う。
盗難とは関係ないが、歩道と車道との段差を難なく超える様子も見所だ。
僕はこう思った:
実際にはこれらのロボットが普及する頃には盗難対策も万全になっていると思います。実際、Starship Technologiesの場合、人間が目視しながら運行状況を確認しているし、GPSやカメラなど複数のセンサーを搭載しているため、もし盗んだとしても、すぐに捕まってしまうでしょう。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。