【楽しいカオス】マストドン会議に行ってきました!
初回から人数増・会場変更のイベントに
新しいSNSとして話題になっているマストドン。ロボスタもいち早くマストドンインスタンスを設置して運営をしていまして、この現行執筆現在313名のユーザー、約700のトゥート、165個のインスタンスと接続をしています。
まだマストドンをご存じないという方は、ロボスタの下記の記事を見てくださいね。
【Mastodon】話題のマストドンのインスタンスを作ってみた!ロボット・AI・IoT好きな人は使ってみてね!
ロボスタが作ったMastodonインスタンス「RoboDon」そもそもマストドンとは何か?
ロボット系Mastodonインスタンス「RoboDon」にて、ロボスタ公式アカウントはじめました
そんな中、マストドンに関するイベントが4月28日に開催されました。
その名も「マストドン会議 — その無限の可能性を、いま語らずしていつ語らう!~コミュニティもマーケティングも揺るがすTwitterのライバル出現~」(以下「マストドン会議」)というもの。
当初定員80名の予定があっという間に埋まってしまい、会場を八丁堀にある「内田洋行 ユビキタス協創広場 CANVA」に変更し120名にしても満員という状況。如何にマストドンが注目されているかというのが分かります。
そんな「マストドン会議」に行ってきました。
多彩な登壇者とカオス感
当日の司会・登壇者は以下の通り。
遠藤 諭
角川アスキー総合研究所
登壇者
isidai(石森 大貴)
ゲヒルン株式会社 代表取締役
清水 亮
株式会社UEI 代表取締役社長兼CEO
津田 大介
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト
ぬるかる (nullkal)
mstdn.jp インスタンス運用者
鷲北 賢
さくらインターネット株式会社 さくらインターネット研究所所長
という面々。
日本のマストドンの中心人物から、技術的・社会的な側面から今のマストドンを取り巻く状況を語れる方々です。
まずは、司会の遠藤氏からご挨拶とマストドンムーブメント発端などの説明がありました。
そして、マストドンに関連するツイートの動きなどのデータを紹介です。
今話題の人物、mstd.jpインスタンスの運用者のぬるかるさんから、インスタンスを立てる前から今までどの様な動きがあったのかを手書きメモ「古生代、中生代、新生代」という時系列で説明されていました。
右:ゲヒルン株式会社 代表取締役 ishidai氏
それを受け、isidai氏、鷲北氏がどの様な流れで、さくらインターネットがぬるかるさんにサポートを行うことを決めていったのかを、社内のslack(メッセージサービス)のログを元に見ていきました。
これに加え大学院生だったぬるかる氏が何故ドワンゴに入社を決めたのかも語られ、極短期間に自身を取り巻く大きく環境が変わっていった事がよく分かる内容となりました。
視点を変え津田氏からは、「SNSが現実の世界を動かしつつあるが、(FacebookやTwitterなどの)運営者が責任が取られるようになり、自由に使えなくなる。アナーキーに使えるものに求める人はマストドンに移るのではないか。インスタンス間で抗争が起きた時にはオープンの良さを活かしながらもつながらない自由と言うものも出てくるのではないか」と考察を披露されていました。