岡山県総合教育センター、県内公立学校にプログラミング教育用ロボホン貸し出しを開始! Scratchに対応

岡山県総合教育センターはプログラミング教育を推進するため、Scratchでのプログラミングができるロボホンを15体導入、県内の公立学校を対象に貸し出しを開始したことを発表した。岡山県総合教育センターは「ロボホン」本体だけでなく授業に必要なパソコンなどの機材も同時に貸し出しを行い、効果的にプログラミング学習ができる環境を提供する。



シャープは、2016年5月にモバイル型ロボット電話「ロボホン」を発売以降、アップデートすることでロボホンの成長や進化を実感できるアプリケーションや新機能を毎月提供している。また、「ロボホン」の導入を希望する法人向けには専用アプリ「お仕事パック」を提供しており、業種や用途など仕事内容に応じたカスタマイズも可能だ。

今回、子供向けのビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」に対応したことで、生徒自身でのプログラミングが可能となった。


ブロックの例

ブロックを組み合わせたプログラミングの例

「Scratch」を使うことで、通常のプログラムのようにプログラムコードを書く必要がなく、パソコンの画面上で「動き」や「演算」などのブロックを組み合わせることにより簡単にプログラムを作成することができる。教育現場でも扱いやすいサイズのロボホン(高さ19.5cm)。『ロボホン』自身が「Scratch」の各ブロックの動作内容を音声で解説してくれるため、生徒たちが自分たちのペースで学習を進めていくことができるという。さらに、英語・中国語の聞き取り・発話もできるので、外国語学習に応用することも可能。

シャープは2020年度以降、小学校においてプログラミング教育が必修化されることを見据え、「ロボホンを使ったプログラミング教育を全国の教育機関に提案していく」としている。

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ロボスタ編集部

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