音声アシスタントのApple Siri、Amazon Alexa、Microsoft Cortana、Google Assistantの比較レビューで、面白い切り口のテストが行われたので紹介したい。
どのAI音声アシスタントが面白いのかをテストする!
AI音声アシスタントは「面白い話きかせて」「ジョークを言って」などと指示すると面白いことをいってくれる。Wiredがこの機能に着目してテストをおこなった。
まず、それをそれぞれのAI音声アシスタントごとに読み上げたジョークをメモにとっておく。
メモを元に実際のスタンドアップコメディーの現場で読み上げる。そして観客の笑いがとれるのかを測定する。
具体的には、笑いの持続時間を計測し、アシスタントごとの平均笑い持続時間を取得するというものだ。
一番観客に受けたジョークを言ったAI音声アシスタントはどれ?
以下4つのアシスタントのジョークによるオーディエンスの笑いの平均持続時間が発表された。
笑いの平均持続時間は、Siri 0.45秒 < Alexa 0.608秒 < Corana 1.05秒 < Google Assistant 3.68秒。Googleが一番笑いが長く維持するという結果になった。
実際にスタンドアップコメディを行っているテスト動画
以下公開された動画をご覧いただきたい。
各社日本語対応版リリースされたら、そのジョークのセンスを確認してみたいと思う。まさかアメリカンジョークを言うんだろうか? 気になるところだ。
僕はこう思った:
比較レビューとして、【Siri vs Alexa vs Google Assistant】AI音声アシスタントの聞き取りテスト、各国8人の音声を一番聞き取るのはどれか?もどうぞ。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。