Androidの父、アンディ・ルービンの新会社Essentialが3億ドルを調達か
2017年6月9日
By 北構 武憲
Androidの父Andy Rubin率いる新会社Essential Products社が3億ドルを調達したとBloombergが報じている。
資金用途は、スマートフォン「Essential Phone」とスマートホーム端末「Essential Home」の本格生産への用途ではないとか推測されている。
Essential Homeは丸型ディスプレイで部屋の環境に溶け込むデザインや、ユーザフレンドリーなインターフェイスのこだわりがあり、最大の特徴はプライバシーへの考慮だ。
photo:Essential Products
極力クラウドへのデータ送信をせず、デバイス側だけで処理を行えるように設計されているという。
デベロッパー向けの開発環境(SDK)も用意されていることが発表されており、競合はAmazon Echo、Google Home、Apple HomePodになるだろう。
今回の調達により、Essential Homeの一般発売への期待が高まる。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。