Echo Dotは「約40ドル」、米国で「Amazon Echo」と「Echo Dot」がさらに値下げへ
米国Amazonでの「Amazon Echo」、「Echo Dot」の販売価格が値下げされている。
以前記事でもご紹介した認定中古ではなく、新品のプロダクトの話だ。
以下機種ごとにその新価格をみていく。
Amazon Echo
これまでのEchoの定価は179.99ドルだったが、今回発表された新価格は139.99ドルとなっている。40ドル(22%)の値引きだ。
なお、今回の新品の値下げに伴い、認定中古版の値下げも行われている。認定中古Echoのこれまでの定価は164.99ドルだったが、今回の値下げにより価格は134.99ドルまで30ドル値引きされた。
認定中古Echo定価 164.99ドル(約18,100円)
新品Echo値下げ価格 139.99ドル(約15,400円)
認定中古Echo値下げ価格 134.99ドル(約14,900円)
新品Echoの値下げにより、さらにEchoの市場シェアが拡大していくかもしれない。日本で発売される際の価格も気になるところだ。
Amazon Echo Dot
続いて、Echo Dotについて。これまでの定価は49.99ドルだったが、今回発表された新価格では39.99ドルとなっており、10ドル(20%)の値引きされている。なお認定中古版は現時点で値下げされていない。
認定中古Echo Dot定価 44.99ドル(約5,000円)
新品Echo Dot値下げ価格 39.99ドル(約4,400円)
上記の一覧をご覧いただければわかる通り、新品のEcho Dotの価格が認定中古の価格を下回るという謎の現象が起きている。当たり前だが、現地では新品がよく買われることだろう。
僕はこう思った:
日本で発売された際には「Echo」を選ぶか、「Echo Dot」を選ぶかは迷うところです。音質にこだわるなら、単体のスピーカー性能は「Echo」>「Echo Dot」です。ただし「Echo Dot」であれば外付けスピーカーに繋げられるオーディオ出力ジャックがあるのでむしろ音楽を楽しみやすいという面もあります。
一方、音質にこだわらず、安いほうがいいならEcho Dotで十分です。Echoの予算を使っていいなら、3台のEcho Dotが買えます。各部屋に置くなどすれば、使い勝手は良くなりますよ。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。