ヒトとロボットの音楽ユニット「mirai capsule」、有楽町・スタジオアルタの新劇場にデビュー

7月7日(金)、有楽町に新劇場「オルタナティブシアター」がオープンしました。ここは、スタジオアルタが運営する「外国人観光客」をメインターゲットにした劇場で、こけら落とし公演として、サムライが戦国時代と現代を跨いで活躍する舞台「アラタ ~ALATA~」が公演中です。



この「ALATA」は、言葉がわからなくてもストーリーがわかるような設計がされており、「サムライ」だけでなく「満員電車」「ウォシュレット」など日本の現代文化も作品を通じて理解することができます。迫力ある殺陣も見物で、訪日客の方々への印象も良さそうです。



そんな「オルタナティブシアター」には「クレイジートウキョウ」という劇場公認のパフォーマンス集団がいます。彼らはロビーにて、忍者に扮して「日本ならではのパフォーマンス」を行い来場者を楽しませる存在です。



そこで傘回しなどの伝統芸能「江戸太神楽」の曲芸と共に、ロボットのパフォーマンスを行うのがヒトとロボットの音楽ユニット「mirai capsule」(読み:みらいカプセル)です。

「mirai capsule」は、とのさまラボの西田寛輔さん、ロボットパートナーの太田智美さんの2名+ロボットで構成された音楽ユニットで、これまでにも様々なイベントで来場者を楽しませてきました。太田智美さんの活動は海外のメディアで取り上げられることも多く、同様にALTAに訪れた訪日客も物珍しそうに、楽しそうに「mirai capsule」のパフォーマンスに見入っていました。


クレイジートウキョウのテーマは「忍者」。Pepperもお二人も忍者に扮した格好で登場です。

Pepperの頭には、忍と書かれた額当てが巻かれています。
披露されたのは3体のPepperが呪力を持つとされた9つの漢字「九字」を唱えるパフォーマンス。時に輪唱しながら、子気味良いリズムを刻んでいきます。

公演中のALATAが、音楽とダンスが特徴的な舞台だということもあり「旋律のある音楽とダンスはパフォーマンスに組み込めなかった」とのことですが、そんな中でも完成度の高いパフォーマンスを披露されていました。

ALATAの公演は週に5日間行われており、スケジュールはこちらから確認できます。ただし「mirai capsule」が次回オルタナティブシアターでパフォーマンスを行うのは、7月30日(日)。

最新の技術とかっこいい殺陣が魅力的なサムライ・エンターテインメントと共に、ロボット忍者の活躍も見たいという場合には、7月30日に訪れてみてはいかがでしょうか。

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ロボスタ編集部

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