「カタにはまった年数回の人事評価から、リアルタイムに褒めて伸ばす人事評価へ、世の中を変えて行きたい」
そんな思いがこのサービスを生み出した。
法人向けにモバイルやAI・IoTを活用したサービスを展開する株式会社ジェナは、人材育成コンサルティングを展開する合同会社フジヤマゲイシャ、デザイン・クリエイティブ製品全般を取り扱う総合商社の株式会社Tooと共同で、AI・IoT技術を活用した最先端の法人向け人材育成・人事評価サービス「Rigato(リガート)」の提供を今秋より開始する。
同サービスは、スマートフォンからリアルタイムに「褒める」フィードバックを送り合うことにより、企業における全く新しいスタイルの人材育成・人事評価を実現するサービスだ。
「Rigato」によるフィードバックの内容は、独自開発のマッピングシステムで評価され、AIを用いた分析を行うことにより、マネジメント層や本人に向けた人材育成・人事評価に関するアドバイスを行う機能がある。
他にも、Beacon技術を用いて近くにいる相手に簡単にフィードバックを行う機能など、AI・IoT技術を活用した最先端の人材育成・人事評価サービスを提供するとのことだ。
「Rigato(リガート)」について
スマートフォンから、「褒める」フィードバックをその場ですぐに相手に送ることによって、人材の良いところを評価し、加点方式中心で人材育成・人事評価を行う。「褒める」フィードバックは、「Rigato」と呼ばれるバッジを使ってユーザー間で褒め合う仕組みだ。
ユーザーは、フィードバックを送りたい相手に「Rigato」を送ったり、バッジを送った後にコメントの投稿や、近くにいる相手に対してBeacon技術を用いてバッジを送ったり、その場ですぐに「褒める」こともできる。
ユーザーが受け取る「Rigato」には、人材育成や人事評価をするための指標が予め設定されており、ユーザーはフィードバックを送る際に褒めるシーンに応じた最適な「Rigato」を選択して、簡単にフィードバックを送ることが可能だ。
受け取った「Rigato」は、自動的に集計され、現在の評価を確認できる他、権限に応じてチーム内で評価を共有でき、送られたフィードバックをAIで分析することにより、自動的に人材育成・人事評価のアドバイスも行える。
Rigato(リガート)のサービスイメージ
同サービスの導入により、従来の人事評価では年に数回しか行われなかった評価が、日々のアクションに基づいてリアルタイムに評価ができる。さらに「褒める」フィードバックをすぐに行える事により、人材育成に大切な「モチベーション向上」のタイミングを逃さない。
これにより、企業で行っていた定性評価の手間を大きく省き、褒め合う文化が根付いて社員のモチベーションが向上し、ひいては業績が向上する好循環を生み出すことができると考えられる。また、ゲーム的と思われる要素もいくつか取り入れられて、日常的に「褒める」習慣を維持できる工夫もされている。
モバイルアプリケーション開発や、AI・IoTを活用したアプリケーションの開発・ソリューションの提供において豊富な経験が高く評価されるジェナのノウハウと、フジヤマゲイシャの有する人材育成・人事評価のノウハウが融合したサービスを提供することにより、この度のサービス提供が実現した。
デザイン・クリエイティブ業界向けのカスタマイズを行う、Tooを含む3社は、「Rigato」の提供により、AI技術を活用して人が褒め合い、それをベースに自ら前向きに成長する世界を作ることを目指すとしている。