ロボカップ2017名古屋世界大会が、いよいよ今週木曜から開催されます。
7月27日(木)からはじまり、30日(日)の決勝に向けて、ロボット技術と進化の祭典が繰り広げられる予定です。
ロボカップ公式ホームページでは、日付ごとに各リーグのスケジュールが公開されています。各日とも、どれかのリーグが朝9時より開始される予定です。
■競技スケジュール
https://www.robocup2017.org/competition_schedule.html
家族連れにピッタリのイベント情報を公開
また「開催イベント」ページでは、ロボカップ会場で行われる「ロボットパーク」の情報も追加された。次のような展示が行われ、家族連れは更に楽しめそうです。
- カブトムシ型巨大ロボットの搭乗体験
- 動作拡大型スーツ「スケルトニクス」の操作体験&デモンストレーション
- 楽しいロボットたちによるラジオ体操やダンスのステージ
- お魚ロボットたちの水中展示
- ハイエースが人型に変形した姿が人気の「スライジャーロボ」の展示
家族連れには「子ども向けワークショップ」(有料)にも注目して欲しいと思います。1日1回、定員のあるイベントなので、参加希望者は開催時間や申込み集合時間を確認してくださいね。
ロボクワガタやピッチングマシーン、シャボン、扇風機などを工作体験できる。
・小学校高学年向け「水中をおよぐ、お魚ロボットを作ろう!」
フグロボットやイルカロボットの工作体験ができます。
・中学生向け「難易度にあわせて、ロボットのプログラミングの基礎を学ぼう!」
電子サイコロのプログラミング(難易度:易)、7セグ表示器を制御するプログラミング(難易度:中)、ライントレースカーのプログラミング(難易度:高)、の工作体験ができる。参加費は無料だが、プログラミングキットは持ちかえりできません。
そのほか、土日曜はロボットのルーツと言われる「からくり人形の実演」(無料)も行われます。
■ロボカップ関連イベント
https://www.robocup2017.org/kids_workshop.html
また、こちらは大人向きですが、ロボティクスと人工知能の融合分野における世界最高峰の研究者を招き、最新動向について紹介するセミナー「World Robotics x AI Seminar」が開催されます。ロボカップツアーもありますので、チェックしてみてください。
■World Robotics x AI Seminar
https://robocup-seminar.jp/
インタビューは米国NISTのAdam氏がレスキューロボットについて語る
ロボカップ公式インタビューは「ロボカップ・レスキューで評価されたロボットとその技術が実際の災害現場の難題を乗り越えてきた」と題して、米国商務省の国立標準技術研究所(NIST : National Institute of Standards and Technology)でロボット技術の研究者として活躍しているAdam Jacoff氏が登場。
ロボカップレスキューリーグで競われた技術やロボットが、実際の災害現場の最前線に活用されていることがわかる、興味深い内容になっています。
ぜひご一読ください。
■ロボカップ公式インタビュー
https://www.robocup2017.org/interview.html
ロボスタではロボカップ2017名古屋世界大会の様子を初日よりレポートしますので、お楽しみに
ロボカップ2017特集(ロボスタ)