【くま〜ぬ】変なホテル ハウステンボスで ロボットによる客室環境構築の実証実験を開始、三信電気とイーフロー

三信電気株式会社と株式会社イーフローは、⽇本最⼤規模のテーマパーク「ハウステンボス」に隣接する 「変なホテル ハウステンボス」にて、コミュニケーションロボットを中核として客室環境を構築する実証実験を開始した。

イーフローは、IoT ビジネスモデル構築・トータルプロデュースを行う会社。同実証実験のシステムは「変なホテル ハウステンボス」イーストアームのデラックスルーム 12室へコミュニケーションロボットの「くま〜ぬ」が設置される。期間は7月11日から8月31日まで。




■ [ハウステンボス公式]変なホテルで働くロボットたち



コミュニケーションロボットの特徴

同実証実験で使用されるコミュニケーションロボットはぬいぐるみ電子玩具をベースとした「くま〜ぬ」。

海外で製造されている、マイコン、マイク、スピーカー、Wi-Fiなどが搭載された、ぬいぐるみ電子玩具を調達し、ソフトウェアをバージョンアップすることで、低価格化を実現した。

また、対話ロボット・システム構築のためのソフトウェア基盤「イーフロー ロボティクス・ プラットフォーム」と連動し、宿泊者の様々なカスタマイズ要求へ短期間での対応が可能。

「くま〜ぬ」と対話することで、ホテル内の施設・テーマパークの情報やイベント案内、天気予報などの情報のテレビでの表示、客室内の設備(照明、エアコンなど)の制御を⾏える。

実証実験向けコミュニケーションロボット「くま~ぬ」



▼ 実証実験向けコミュニケーションロボット概要

名称 くま〜ぬ
言語 日本語、英語、中国語(予定)
機能 音声指示で、下記機能を実現
• テレビ、照明、エアコンの制御
• 目覚ましアラームのセット
• 施設、天気情報等の取得
• くま~ぬとゲームで遊ぶ




両社は今回の実証実験の結果を得て、人とロボットの対話に基づく、楽しく快適な環境を追求し、インバウンド市場、ロボティクス産業の成⻑加速への貢献を⽬指していくと述べている。

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ロボスタ編集部

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