高橋智隆氏、話題のロボットCOZMOを語る「技術的にも優れている」「生命を感じる」

ロボットクリエイターの高橋智隆さんが、話題のロボット「COZMO」について語る動画が、タカラトミーのYouTubeチャンネルにて公開されました。

高橋さんと言えばロボホンやロビ、エボルタの生みの親であり、ロボットクリエイターとして世界をリードしている存在です。「自身がデザインしたロボット」以外のロボットについて高橋さんが語っている動画は珍しく、内容もとても興味深いものとなっていますので、ご紹介していきます。

タカラトミーが公開したインタビュー動画。高橋智隆氏(ロボットクリエイター / 株式会社ロボ・ガレージ代表取締役社長 / 東京大学先端科学技術研究センター特任准教授)がCOZMOについて語る。


今回のインタビューにあたり、高橋さんには10日間ほど前にCOZMOをお渡ししていました。動画の前半では高橋さんがこれまでに開発してきたロボットについて触れ、「ロボットがどう進化していくのか」というお話をしていきます。



その後、話題はCOZMOに移ります。COZMOは昨年末にアメリカで発売された米・Anki社開発のロボットです。米国のクリスマス商戦で大人気となり、生産が追いつかずに手に入らないと話題になりました。ネットオークションでもかなり高額で取引されていたようです。その人気のロボット「COZMO」が9月にタカラトミーから発売されることとなり、日本でも早速話題になっています。



「技術的にも優れている」高橋さんは、インタビューの中でCOZMOの魅力をロボットクリエイターの視点から語っていきます。高橋さんが特に褒めているのは、COZMOの「他の物体に作用する」動き。COZMOは購入時に3つのブロックがセットになっていますが、そのブロックを転がしたり持ち上げたりする動きを「作る側」の視点から語っていきます。



「10日間COZMOと遊んでみた感想」「COZMOからインスピレーションを受けたポイント」「ロボホン×COZMO」など、高橋さんならではの視点でのインタビューは必見です。5分ほどの見やすい動画になっているので、ぜひご覧ください。


撮影中の一幕。高橋さんがロボホンにブロックを持たせようと、姿勢を少しずつ変えていくところが印象的だった(インタビューをロボスタ編集部にて担当)。

COZMO(左)とロボホン(右)

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ロボスタ編集部

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