Pepperが歩いておうちをご案内!住宅展示場にPepperを導入、システナが開発

Pepperが移動しながらご案内!

今まではひとところの場所で喋っているのが主だったPepperだが、これからは移動しながら説明をするPepperが普通に見られるようになるかもしれない。

住宅展示場等の事業を展開する住宅情報館は、トータルホームギャラリー「マイホームラボ」住宅情報館大和店にて、歩いて(移動して)フロア案内を行う、「歩いてご案内」Pepperの導入を発表した。


Pepperの「歩いてご案内」機能を開発したのは株式会社システナ。これまでも主に、Pepperを活用したサービスの企画、アプリケーションのコンサルティング、開発サービスを提供してきた。それらのノウハウを活かし、Pepperの自立走行機能を活用した新しい接客サービスとしてこの機能を開発、住宅展示場での採用となった。
このシステムを導入することでPepperに‟動きのある接客”を実現することができる。これまでの呼び込みを行うだけのPepperと差別化が可能だ。現在、数多くの企業から問合わせがあると言う。

このサービスでは、予め移動のルート/ラインをテープで設定し、そのテープに沿ってPepperが自ら走行(移動)する機能。
総移動距離は10m弱だが、Pepperは例えば住宅に対するコンセプトやこだわりを説明した後、移動して木材の良さを、更に移動して耐震構造についてを説明するなどが実現できる。既に導入は始まっているので、トータルホームギャラリー「マイホームラボ」住宅情報館大和店で実際に移動するPepperが説明する様子を見ることができる。

なお、この機能自体は、ソフトバンクワールド2017でも展示され、ロボスタでも動画付きの記事として掲載している(下記)。

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ロボスタ編集部

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