ロボホンと一緒に歯磨きができるアプリ、シャープとサンスターが開発 「スマート歯ブラシ」とも連動

シャープ株式会社と、サンスターグループ オーラルケアカンパニーは、モバイル型ロボット『ロボホン』とスマートハブラシ「G・U・M PLAY(ガム・プレイ)」が連動するロボホン用新アプリ「歯みがき」の配信を2017年8月31日(木)より開始する。「G・U・M PLAY」とは、「いつも使っている歯ブラシ」にアタッチメントをつけることで、加速度センサーから得た情報を元にスマホアプリ経由で歯磨きのフィードバックをしていくというデバイス。

今回発表されたロボホン用新アプリ「歯みがき」は、『ロボホン』が正しい歯のみがき方をレクチャーするなど、『ロボホン』と一緒に歯みがきの時間を楽しめるアプリだ。スマートハブラシ『G・U・M PLAY』と接続し、ハブラシの動きをデータとして取得することで、自分の歯のみがき方に合わせて『ロボホン』からコメントをもらえるなど、より歯みがきを楽しむことができる。このアプリには、「レクチャーモード」「ゲームモード」「演奏モード」「音楽モード」の4つのモードが用意されている。

1. レクチャーモード

『ロボホン』と一緒に、楽しみながら正しい歯みがきを身につけることができる。『ロボホン』がハブラシの持ち方、ハブラシの動かし方や、みがき残しのないようにみがく箇所のガイドなどをしてくれる。

2. ゲームモード

『ロボホン』と協力して、口の中のバイキンを退治していくというゲームモード。飽きずに歯みがきを続けられるようなゲームになっているという。

3. 演奏モード

サンスターのスマート歯ブラシ「G・U・M PLAY」と接続することで、歯ブラシの動きに合わせてロボホンが楽器を演奏してくれる。上手に歯磨きができると、ロボホンも上手に演奏してくれるのだという。

4. 音楽モード
『ロボホン』がDJになって曲を選択し、好きな曲を聴きながら、歯みがきができるモード。9月以降のアップデートで対応されるという。

さらに、歯みがきの日時・回数などのログデータが自動的に『ロボホン』に記録されるため、ロボホンがデータを基に歯みがきを促したりもするという。なお、このアプリはスマート歯ブラシ「G・U・M PLAY」と接続せずに単体で使用することももちろん可能。しかし、「G・U・M PLAY」と接続することで、歯ブラシの動きに応じたアドバイスを行なってくれるため、より良い歯磨き習慣を身につけるためには、ロボホンと「G・U・M PLAY」を接続した方が良さそうだ。

コミュニケーションロボットが歯みがきをサポートするという新体験を提供することで、シャープは「コミュニケーションロボットが生活習慣をサポートし、人の役に立つこと」、サンスターは「歯みがきを楽しく正しくすることで、歯みがき習慣を改善すること」を目指すとそれぞれ述べている。

今後は、一般のお客向けだけではなく、歯科医院など法人向けの活用も推進していくとしている。

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ロボスタ編集部

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