Amazonバーチャルダッシュが凄い!猫の自給自足も可能?
Amazonダッシュボタンのバーチャル版が登場した。その名も「バーチャルダッシュ」だ。
ちなみに「Amazonダッシュボタン(Amazon Dash Button)」とは、ボタンを1回押すだけでお気に入りの商品をAmazonで注文できるIoTデバイスのこと。
バーチャルダッシュとは?
簡単に言うと、物理的なボタンだったAmazonダッシュボタンを、ウェブやアプリ上で再現したバーチャルなダッシュボタンだ。
このボタンの取扱の対象となる製品は、数千万点にも及ぶAmazonプライムの配送特典対象商品(一部商品を除く)で、Amazonプライム会員であれば追加料金なしで商品ごとに何種類でも作成できる。
Amazon / バーチャルダッシュ
動画を見ればその使い方、使い勝手がわかるはずだ。
猫がダッシュボタンを使う時代?
物理的なダッシュボタンについては、あまりにも簡単に注文ができるので「猫がボタンを押して発注してしまうのではないか」と心配する声が以前からでていた。
シーバ Dash Button Amazon https://t.co/zo8cfHyYKy 猫が勝手に餌注文する時代が来るぞ!!黒猫にクロネコヤマトの人間が使われる未来。デストピア感ある。
— ドド (@mizunyang_) 2016年12月5日
amazonダッシュボタン、すでに猫が自分でキャットフードを発注するところまではできるということなので、猫でも受け取れる宅急便と、猫でも開封できる梱包にすれば、猫が一人暮らしをすることも可能。
— 闇ときどき豚 (@yami_buta) 2016年12月7日
猫にダッシュボタン pic.twitter.com/ANiBFnI7ru
— benton (@benton123) 2016年12月15日
そして、ついにそんな心配が現実となる事案が発生した。
今職場で仕事してるんですけど、Amazon Dashボタンが押されましたという通知メールが来ました。それは、今家にいるねこが、ロックを突破して戸棚を空け、奥の方に隠してあるボタンを引っ張り出して押したということを意味しています
— アニ (@gorotaku) 2017年8月24日
猫恐るべし。
僕はこう思った:
この「バーチャルダッシュ」と「Amazon定期おトク便」との使い分けがなかなか難しい話ですけどもね。
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中橋 義博1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。